2012年聴いたもので印象的だったものをいくつか揚げてみる。
まずはロンドンの18歳 Black Atlass こと Alex Fleming がフリーで出した EP 。
スクリューを思わせるゆったりとしたヒップホップのビートだったり、もやがかった音像だったりとすごく今っぽいトラックを作る人ではあるんだけど、結局のところ全体の雰囲気を決定付けているのは彼の儚げな歌声であり、その歌声がべったりと曲を包み込むことによって非常に情緒的な世界観が出来上がっているのが面白い。
また声ネタを色々とつかっているのだが、きちんと自分のヴォーカルとの絡みをちゃんと考えて作られているのも良い。
今年はぜひともフルアルバム聴きたい人です。