もう間もなく出る、2曲で70分にもなるとんでもないアルバムからのシングル。一応12インチ用に編集してあるらしいんだけど、これはとてもフロア対応とは呼べないなぁ。
この人って中世音楽っぽいサンプルを好んで使うけど、今作でも薄~くブラスのサンプルが乗せられていて。でも普通ブラスって曲を盛り上げるために使うことが多いと思うんだけど、ここではひたすら淡々と不気味に鳴り響くのみなんですね。そして残響するビートも淡々としていて、後半トランペットのメロディが入ってきたりはするんだけど、それ以外はほとんど何もおきずに曲が進みます。そんなのが片面15分と22分、それぞれ続くんだから頭おかしくなりそう。
まぁそれでも好きか嫌いかでいったら好きなんだけど、これは正直素面な時に聴く音楽じゃない気がするなぁ。ちょっと危険すぎる。でもアルバムは余計楽しみになったかも。
視聴
A1. Fizheuer Ziehuer Pt.1
B1. Fizheuer Ziehuer Pt.2