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このアルバムの3曲目、 “人魚姫” のアレンジがヘヴィ・ロックなのを聴いて思ったんだけど、なんで(物凄く広い意味での)ダンス・ミュージックの人ってアーティストの進化の記号としてロックを使いたがるんですかね。まぁ思い当たる部分としてはなんだかんだでコンプレックスなんだろうけど、逆に現在のロックの進化の大部分はダンス・ミュージックに負っているともいえるわけで、つまりは親殺しは為ったロックを超えた、という事なのでしょうか。
なんて事を考えてみたんだけど、もちろんそれとこのアルバムの内容とは全然関係ない。
このアルバムは彼女にとって5枚目のアルバムになるわけですが、前作(過去記事)と今作と聴いて思うのは、彼女って「エロかわ」とか言われているわりには、まぁ外見はともかくとしても声の方にエロさが全然ないのよね。それは前作であれば “今すぐ欲しい” 、今作であれば “WON’T BE LONG” などのカヴァー曲を聴くと良く分かる。そしてそれは言い方を変えればファンクネス、生命力ともいえるわけで、だからなのか彼女の歌ってイマイチ淡白で面白みに欠けるのよね。
でも個人的にこの人の声の持つ切なさや可愛い部分は嫌いじゃないので、バラードやポップスが比較的多めのこのアルバムは悪くなかったです。
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01. INTRODUCTION
02. Get Up & Move!!
03. 人魚姫
04. 夢のうた
05. 月と太陽
06. Puppy
07. 恋のつぼみ
08. WON’T BE LONG~Black Cherry Version~
09. JUICY
10. Candle Light
11. Cherry Girl
12. I’ll be there
13. 運命
14. With your smile
15. ミルクティー
あっ、ロック!!