ドイツのデトロイト・フォロアー、Arne Weinberg の初のアルバム。ジャケットからして宗教色濃厚ですが、各曲タイトルも世界中の神の名前なんだとか。
しかし音の方は特にそんなことを意識する必要のないデトロイト・テクノ。ヨーロッパのデトロイト・フォロワーってリズムが淡白な人が多いけど、この Arne Weinberg もご多分に漏れずリズムが印象に残るタイプではない。しかし上モノの美しさは素晴らしく、その透明感のあるシンセ・サウンドには思わず聴き惚れてしまう。さらにその透明感を保持しつつも様々なタイプの曲に挑戦していて飽きさせない。
正直このアルバム買うまでこの人の名前知らなかったんだけど、これからは覚えておきたい名前です。
試聴
Tracklist
- Yazata (Intro)
- CuiChi
- Indra
- Belus
- Vischnu
- Nuadu
- Tamaris
- Zethos
- Isis
- Horus
- Pangu
- Larentia (Outro)