http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/
菅野よう子がプロデュースしていたときのカッチリした作りに比べ、前作『夕凪 LOOP』(過去記事)は幾分肩の力が抜けたような作品だったわけですが、「眠れぬ夜の30分間の夜間飛行」をテーマにしたこの『30minutes night flight』も同じかな。
最初コンセプトを聞いたときは、もっとゆったりした、所謂癒系みたいなものを想像してたんだけど、ほとんどの曲が別離をテーマにしているのが耳にのこる。しかしそれも悲壮感にまみれたものではなく、全てが過去のことであるような穏やかさが感じられて、つまりは朝という新たな一歩を踏み出す前に、夜間飛行という名のノスタルジーに浸りましょう、って事なのかしらね。その穏やかさというのは非常に心地良くはあるんだけど、最初書いたように音楽的には前作とあまり変わらないように思えて、少し物足りなさを感じるのも事実。しかし以前よりも感情の機微が感じられる坂本真綾の歌声を聴いていると、そんな事どうでもよくなってくる。
つまりは彼女の声を生かすような曲が、ってな話になるわけですが、今作のは確かにどれもいい曲なんだけど、前作に続いてもっとも相性が良い鈴木祥子全曲プロデュースの作品が聴いてみたくなります。
- 30minutes night flight
- ユニバース
- セツナ
- my littele journey
- ドリーミング
- 30minutes night flight~sound of a new day
こんにちは。
真綾嬢の今作は、買ったもののまだ聴いてません(爆
菅野プロデュースだったら即聴いてたかもしれませんが、今回も菅野さんは絡んでませんし、CMのPV観るかぎり前作路線かなーと思って、放置してました。「夕凪LOOP」はおっしゃるとおり、緊張感が少しほぐれたかんじでしたね。
でも自由奔放で焦点が定まってない感もあります。
鈴木祥子プロデュースは私も聴いてみたいです♪
I got know about Maaya by your site and they are sometimes my favorites. 🙂
>大神さん
私はちょうど菅野よう子に息苦しさを感じてたときだったので、前作は非常に好きだったんだけど、同路線が続くとちょっと、というのはありますよね。
まぁファンとしては彼女が歌えばなんでもいいんだけど。
>RJ さん
これってこのブログ見て坂本真綾を気に入ってもらえたって事でいいんでしょうか?
だとしたらうれしいのですが。
正直英語分からなくて。