5日の日曜日に、Lエルトセヴン7 のもりたさんと、彼の友人のご好意により関ジャニ∞のライブに行ってきました。まぁ詳しくはそのうち書こうかなと思ってるんだけど、いやぁ、すごかったですね。あんなの婦女子が見せられたらそりゃぁ誰だって恋に堕ちますよ。圧巻でした。
近頃暑い日が続いていて何もやる気がおきないのですが、そんなときはやっぱりダブでしょう、ということで Deadbeat の5枚目のアルバム。
Deadbeat といいますと、シングルや Crackhaus でのミニマル・ファンクは別にすると、アルバムのほとんどが Basic Channel ~ Rhythm & Sound からの影響が強い冷ややかなミニマル・ダブだったんだけど、今作はダンス・ホールやダブ・ステップを飲み込んだ、かなりダンサブルなエレクトリック・ダブ。先日の来日公演ではDJでダンス・ホールばかり回していたそうで、そういった最近の彼の趣向が反映されたのか、それともダブ・ステップからの影響なのか、とにかく Pole や Monolake との併合の後にこんな変化を遂げるとは正直意外。しかしここで鳴らされる低音にはかなり燃える。
最初の3曲こそ今までのイメージに近いミニマル・ダブながら(それでも以前よりははるかに動きがある)、”refund me” のパーカッシブなドラムとラガMCを皮切りに、以降は跳ね回る硬いドラムの音と、打ち付けるような重いキックが織り成すダブ・サウンド。テクノ方面でダブやるとなると、そのほとんどが Basic Channel の影響から逃れられないと思うんだけど(まぁ最初にあんなすごいフォーマット作られたら誰も太刀打ちできんよ)、ならばとそれ以前のダンス・ホールにヒントを見出したこのサウンドはとても新鮮に思えるし、ダブ・ステップなどとの同時代性も備えているのは流石。
ぜひぜひ爆音でこの低音を味わっていただきたい。