エレクトロニカの盛り上がりで Schematic が注目されたとき一緒に浮上したものの、以降はなんだか地味な存在になってしまった感の否めない Otto Von Schirach の、ちょっと何枚目か分からないんだけど2006年作。
この人は、ある意味尊敬の念を抱いてしまうほど一貫してジャケットの趣味が酷いんだけど、今回の毒々しさもかなりのもの。
音の方はいつも通り(っていえるほど作品聴いてないんだけど)のノイジーなブレイク・コア。でもジャケットから察するにUSヒップ・ホップのパロディになっているのか、それっぽいサンプリングが挟み込まれたり、音のほうもけっこうブリンブリンで、全編かなりパワフル。
でもさすがにずっと聴いていると疲れるというか、1回聴けば十分というか、やっぱりこういうのってどうものめり込めないのよね。