pepe bradock による片面プレスのシングル。
この前の『RHAPSODY IN PAIN』(過去記事)も実験的な作品だったけど、今作もよく分からん曲だねぇ。
変則的なキックの上で、断片的なメロディが重層的に配置されていて、とても踊れるような曲ではないんだけど、しかし同時にギリギリのラインでハウスのグルーズを保持しているのも事実で、その絶妙なバランスの上で成り立つたゆたうような感覚がとても気持ちいい。
前作に続いてハウスの定型を打ち壊すような作品なのは間違いないし、この実験の果てに復活があるのだとしたら、もう楽しみでしょうがない。