http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/denki/
ずいぶんとお久しぶりの電気グルーヴのシングルは、ゲスト参加のヒダカトオルのギターが子気味良いエレポップ。
雑誌などを見ると、自分が求めているような電気が帰ってきた、と好意的に受け止めている方が多いようですね。しかし私はといいますと、電気グルーヴを本格的に聴きだしたのが『A』からという人間なので、別段初期のエレポップ路線が好きということもなく、じゃぁ電気で一番好きな曲はと問われれば、 “Nothing’s Gonna Change” なんだけど、ああいった路線を電気に求めているかというとそんな事もなく、何だかんだで自分が電気に、ある一定のスタイルを求めていない事に気が付いた。
では私が電気に求めているものが何なのかというと、単純に面白さとサウンド・クオリティの両立で、そういった意味では今作は全然面白くない。とはいっても前作の『VOXXX』の時だって、先行シングルの時点では不安の方が大きかったわけで、今回もアルバムにはゆるく期待しておきます。
僕も「Nothing’s Gonna Change」が好きです。
そしてにもかかわらず同じような曲を電気に求めていないのもshooterさんと同じです。
多分このシングルを評価してるのは『UFO』とか『カラテカ』が好きだった層なんでしょうね。
かと言って『Vitamine』や『DragOn』が好きだった僕みたいなヤツに、
例えば今更アシッドトランスとかやられても評価のしようがないし、うーん、今の電気の打つ手は
難しいですわ・・・。
>びびんばさん
完成度の高かった『A』と砂原脱退を経て、
アホな方に吹っ切れた『VOXXX』は方向性としては良かったと思うんですが、
じゃぁ次どうするかって確かに難しいですよね。
だったら思い切って歌モノ、っていうのも分かる気はするけど、
そんなの聴きたいかというと、う~ん。