Frogman の冬眠パーティに行ってきた。
夜遊び行くのってずいぶん久しぶりで、多分昨年の「ATAK NIGHT」以来かな?個人的に Frogman って Kagami のを何枚か持ってるくらいで、レーベルにはそれほど思い入れはないんだけど、やはり日本のテクノ・シーンを黎明期から支えてきたレーベルが活動休止するとあっては無視できず、久しぶりの夜遊びながら unit に足を運んでまいりました。
私が着いたのは12時前後だったんだけど、会場に入ると KEN=GO→さんのDJ。聴く前はもっとぐだぐだなプレイを想像してたんだけど、思っていたよりもきっちりしたプレイで、特に “Spastik (Dubfire Rework)” には燃えました。
しかし仕事の疲れが溜まっているのか久しぶりの夜遊びだからなのか、終始とにかく眠くて、最初から結構ヘロヘロで、結局フルで聴いたのって Hulot と Jun Yamabe だけに。なので以下簡単に。
■Hirofumi Goto
あんまりじっくりとは聴かなかったんだけど、サルーンに出入りするたびに違った雰囲気の曲がかかっていて、よく分からん。最後はなぜかディスコ連発してた。
■Riow Arai
ハードなブレイク・ビーツ・テクノで、ちょっと趣味じゃなかったです。でも Hirofumi Goto のDJの最中、彼の横で所在無さげに佇む姿が素敵でした。
■Taichi Master
派手目なテクノでベタに盛り上げていく感じ。普通こういうのって好きじゃないんだけど、彼はなんか嫌味がなくて良かったです。
■Hitoshi Ohishi
この人ってドンシャリ系のハード・ミニマルというイメージが強かったんだけど、重くて硬いミニマルなビートを鳴らしていて、結構今風。でもこの日の雰囲気にはちょっと合ってなかったかな。
あと二人でライヴやってたんだけど、大石さんはどちらの方だったんでしょうか。
■C.T. Scan
デトロイティッシュなデック・ハウスで大層気持ちが良い。でも眠かったので早々に退散。
■Hulot
眠気に負けて1時間ほど爆睡していたら、 Hulot のライヴ時間になっていたので、急いでサルーンへ。
アルバムどおりの爽やかなテック・ハウスが鳴っていて、この日一番良かったかも。その後ダビーな感じにいって、 “Stairway” で締めるという構成も良かったし。でも踊るというよりは、聴いて気持ちいいというような音だったので、再び睡魔に襲われる。
■Jun Yamabe
てっきりライヴやるんだと思っていたらDJだった。それよりも、DVD出した頃の和尚みたいな髪形になっていてビビる。
今まで聴いた事のある山辺さんのDJはミニマル中心だったんだけど、この日のプレイは音の感じからすると多分古めのテクノ中心だったんじゃないかしら。多分イベントの趣旨を考えてのことなんだろうけど、正直この日の体調にはアッパー過ぎて、少々きつかった。でも自身の “Park Avenue” と “Slow Down” の繋ぎには笑った。
その後5時に一旦山辺さんが針を上げるも、またDJを始めたんだけど、さすがに限界が来て、5時半くらいには帰りました。ロッカー・ルーム行くときに、メイン・フロアの方にも少し寄ってみたんだけど、結構な数の人が残ってた。やっぱりみんな最後だから帰りたくなかったんだろうなぁ。あの後結局何時までやったんだろう。
あとイベント総体の感想としては、やはりイベントの特色上、お祭り騒ぎであったり懐古的な色というのは感じたんだけど、一番強く感じたのは、テクノが本来持っていた音楽的な幅広さですかね。ここ何年かクラブ・ミュージックの細分化というのはよく云われるけど、この日は色んな要素が混在しながらも、それでもテクノと呼べた時代の空気が感じられました。
そしてそれは、このレーベル・コンピにしても同様で、さすがに音色に時代を感じるものが多いものの、不思議と古さを感じさせなくて、さらにテクノの持つ幅広さも示されていて、レーベルのベストという以上に、テクノのコンピレーションとしてなかなかに秀逸。
それだけに今回の冬眠は残念なんだけど(U.S.B. だけでも続けてほしかった)、完全に終わったわけではないので、気長に復活を待ちましょう。14年間お疲れ様でした。
ボクもこのイヴェント行きましたよー。
KagamiのDJが彼らしいプレイでよかったです。
しっかしHulot見たかったなぁ…。
アラー(流行中)、ごめんなさいねぇ。なんだか。
この日のテーマは「日本人のテクノ」だったので、
それしかかけていません。
その内セットリスト上げます。
あ、shooterさんも行ったんですね。確かにHulot良かったですねー。
結局メインフロアは6時半くらいで一旦締めて、その後もっかいSALOON開けるみたいな流れになってたんでさすがに帰ってきました。ほんと何時までやってたんでしょうね。
>ヨサさん
私も Kagami の出るイベントなんて滅多に行く事ないだろうから、
聴いてみたかったんですけどね。
眠気に勝てませんでした(涙)。
>mex さん
アラー(便乗)、あの日は日本人オンリーだったんですね。
でもプレイ自体はよかったですよ。とても楽しんでプレイしてるのも伝わってきたし。
悪かったのは私の体調だったので。
>ライカさん
あの狭い中で Hulot を見てたということは、以外に近くにいたのかもしれないですね。
しかしホント何時までやってたんでしょうねぇ。
誰か最後まで残ったツワモノのレポが読みたいな。
アップしました。オフィシャルからどうぞ。
セットリスト付きです。
アラーびっくりな内容ですな、あらためて見ても。
> mex さん
早速いただきました。
確かに音悪いですけど、おっしゃるとおり臨場感あっていいですね。
それにしても日本人オンリーって事は、
we can do it! って日本人なんですね。
アラーびっくりシラナンダ。