http://www.soundvariation.de/
バックグラウンド周辺のアーティストの音源をCDRでリリースするレーベルから、アンディ・ヴァズのライブ。物凄くブートっぽいんだけど、サウンド・ヴァリエーションのデザインを模してるからハーフ・オフィシャルみたいな感じかしら?
珍しく説明しておくと、アンディ・ヴァズはバックグラウンドのオーナー。でも彼は自分の音源が他のレーベル・アーティストのレベルに達していないとかで、バックグラウンドからは出さないんですよね。で、自分のをリリースするのがサウンド・ヴァリエーション。
でもね、何をそんなご謙遜を、てなことを言いたくなるほどこのアルバムは素晴らしい。一応リスニング向けを意識したものらしく、確かにいつもよりキックは弱め。でも空間の広がりを感じさせる上モノがとにかく素晴らしい。ライブ録音のせいもあるのかもしれないけど、いつもより音の隙間が感じられて、その中をミニマル、アンビエント、ダブなどを感じさせる音が揺らめいている。
個人的には前に出た『LIVE IN TOKYO』よりずっと好き。このシリーズはこの先楽しみですね。
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