昨年出た Moritz Von Oswald と Carl Craig がカラヤンの曲を再構築した盤のリミックス盤。
Moritz と Carl Craig と Villalobos といえば、数年前の Rhythm & Sound のリミックスで、まぁ一応絡んでるといえなくもないんだけど、わりと今回のは、それぞれあのリミックス盤での自分の仕事のアップデートといった感じ。
まぁ私は例によってオリジナルの方は放置してほとんど聴いたない状態なので、原曲とは比べることは出来ないんだけど、 Carl Craig は今回もオリジナルをダブ・テックに料理しているんだけど、音使いが独特なのと、デトロイトっぽいコズミックな感覚がはっていて、非常にカッコよい。
しかし今回軍配を上げたいのは Villalobos で、初期のねっちこいリズムと、最近のドラム使いを融合させた今作のリミックスは、ダンサブルという点では Carl Craig に譲るものの、リズムのしなりが非常に素晴らしく、まだまだ Villalobos ののりしろを感じさせてくれる。
このリミックス盤は続かんのかのぉ~。