以前石野卓球が田中フミヤを評した言葉に「日本でアンダーグラウンドなのはフミヤだけ。あとはマイナー。」っていうのがありまして。
あと他に THA BLUE HERB に “アンダーグラウンドVSアマチュア” なんて曲もありましたが、要はアンダーグラウンドというのは人気不人気とかいうものではなく、如何に自分の流儀でやるか、っていう話なんだと理解しています。
そういった意味でいうと、一時期の GReeeeN というのは日本で一番有名なアンダーグラウンド・アーティストなのではないか、と考えていた時期がありまして。
それは顔を一切メディアに出さないという姿勢だったり、人を食ったようなタイトルだったりという、あまり音楽とは関係のない部分が理由ではあったのだけれど、それでも他の売れているバンドとは一線を画す活動の仕方はなかなか興味深いものでした。
だから2009年のバンドの人気が頂点のときに、このベスト盤の発表と前後して彼らの解散の噂が出たときには、その勝ち逃げの仕方に興奮すら覚えたものなのだけれど、結局のところ噂は噂であって、しばらくの活動休止期間を経て、現在ではいつの間にか地味に復活して普通の人気バンドに収まった感がある。
なんともつまらん話である。
- いままでのA面、B面ですと!?(通常盤)
- GReeeeN
- NAYUTAWAVE RECORDS 2009-11-25
- 曲名リスト
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- 道
- HIGH G.K LOW
- 愛唄
- 人
- BE FREE
- 涙空
- 旅立ち
- キセキ
- 扉
- 冬のある日の唄
- 歩み
- 刹那
- 遥か
-
- 絆
- DREAM
- UNITY
- 街
- 東南西北
- ROOKIES
- 君想い
- 少年が故の情熱
- あの頃から
- アメアガリ
- 声
by G-Tools , 2011/11/16