で、こちらもアメリカン批判的なアルバムみたい。まぁ、これも輸入盤買ったから歌詞分かんないけど。ジーザス・オブ・サバービア(ブッダ・オブ・サバービアのパクリか?)がどうとかこうとか。
私はパンクというと未だにスター・クラブが頭に浮かぶような人間なので、今どきのポップ・パンクって好きじゃないんだけど、そんな私でも前作は結構よく聴いた。なもんで今作もちょっと期待してたんだけど、またポップ・パンク路線に戻っちゃったのね。まぁ、それはいいとして、なんだか随分とメロディがおおらかというか、雰囲気が牧歌的というか。前述したアメリカ批判というのと、このサウンドの能天気さがどうしても結びつかないんだよなぁ。曲はせっかく良いの揃ってるんだからコンセプト変えた方がよかったんじゃないでしょうか。
でもそんな中めっけもんなのが2曲ある長尺曲。そこをつかまえて「史上初のパンク・オペラ」なんて言うのはどうかと思うんだけど、この2曲の展開の中で出てくるロックぽくない部分が非常に魅力的。なんかそのうち彼らのオールディーズをカヴァーしたアルバムなんか聴いてみたくなる。
しかしパンク・オペラってだけで騒がれるんなら、パンキー・ブリュースターって物凄く画期的だったのかしらね。
- 曲名リスト
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- American Idiot
- Jesus of Suburbia
- City Of The Damned
- I Don’t Care
- Dearly Beloved
- Tales Of Another Broken Home
- Holiday
- Boulevard Of Broken Dreams
- Are We Waiting
- St. Jimmy
- Give Me Novacaine
- She’s a Rebel
- Extraordinary Girl
- Letterbomb
- Wake Me Up When September Ends
- The Death Of St. Jimmy
- East 12th St.
- Nobody Likes You
- Rock and Roll Girlfriend
- We’re Coming Home Again
- Whatsername
by G-Tools , 2007/07/16