akufenといえば誰もがカット・アップ・ファンクを連想すると思うんだけど、そんなある種すぐに飽きられてしまいそうな手法で彼はもう何年も引っ張ってるわけですよね。で、そこで彼が飽きられないのって、そのカット・アップしたサンプルがただのトリッキーなネタじゃなくて、きちんとメロディアスだからだと思うのですが。下のに続いてのパーロンの新作はアクフェンの変名、ホラー・インク。名前に「ホラー」がついてるから意識してるのかA面の”IN MY GARDEN”のピアノが恐怖映画っぽいのがちょっとおかしい。でもこの名義だとアクフェン名義よりカット・アップが控え目なので、彼のメロディアスな面がより楽しめる。特にB面の”THE VANISHING”の男声コーラスの美しさは特筆モノ。あと彼の粘りのあるキックもグルーヴィでよかですね。