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やっぱり六本木は恐ろしいところだと実感した一日でした。
今更な感じの盤が続きますけれども、オランダ出身のプロデューサー Joris Voorn が2009年に発表した2枚組みミックスCD。
彼は自身の曲でのデトロイティッシュな作風とは違って、DJのときはPCを駆使して緻密に組み立てたミックスを聴かせることが多い人ですが、なんでも100曲以上を使用したという今作も同じスタイル。
1曲を丸々使うのではなく、様々な曲のパーツを持ち寄って新たに曲を作り上げるようなミックスは、今ではそれほど新味のあるものではないけれど、比較的直球のテクノ/ミニマルを繋いだ「MIZUIRO MIX」の方は、細かい展開の積み重ねで徐々に熱を帯びていくのが刺激的で、それほど派手ではないものの十分盛り上がる。
一方色んなタイプの曲を盛り込んだ「MIDORI MIX」は、ちょっと手広くやりすぎたせいかとりとめのない内容に思える。
どうせなら1枚でもっとタイトにやってほしかったかしら。
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