最近の日本のバンド系の音を聴いていると、 Mr.Children の影響力の大きさをものすごく感じるんだけど、このバンドの6枚目のシングルの表題曲も、一音鳴った瞬間にそんなことを考えさせてくれる。しかしそれは一瞬であって、以降は劣化が酷くて正直聴いてられない。
2曲目の “Stepping out” は、こちらはサザンを連想させるスカ・ポップで、こちらの方が表題曲よりは幾分マシながら、ヴォーカルの線の細さはいかんともしがたい。
3曲目の “April” は、ヴォーカルの声質もあってか、少し Firehouse を思わせるミドル・バラード(いや、こんな例え誰も分からないんだろうけれども)。こちらも箸にも棒にもかからないような平凡な演奏とメロディ。
なんか最近のバンド聴いてると、自分との肌の合わなさに、軽く鬱になりそうです。