http://www.roadrunnerrecords.com/
この前はじめて「めざましテレビ」ってやつを見たんだけど、あの番組は朝から Slipknot だの Oasis だのを紹介していて、ずいぶんとテンションが高いんですね。我が家は朝は教育テレビばかりなので新鮮でした。
ということで、つるの剛士も大好きだという Slipknot の4年ぶりのアルバム。
デス・メタル+高速パーカッション+ターンテーブルという、衝撃的なスタイルで登場した1枚目、より禍々しさが増した2枚目、そこから比較的王道的なメタルに近づいた3枚目(過去記事)、そして今作はというと、ずいぶんと分かりやすい形でポップになりましたね。
わりと色んなところにデス・メタルの定型的な語法が使われていて、一瞬の激しさこそ演出しているものの、歌が入ってくると急におとなしくなったり、もしくはサビだけ唐突なくらいキャッチーだったり。別に激しさが売りのバンドがポップになろうとかまわないけれど、今作のほとんどの曲は楽曲的に錬りこみが足らないし、ポップにするにも、ちょっとやり方が安易なように思える。
基本的な完成度は低くないだけに、もったいないように思えるし、やっぱり根本的な変化が必要なんじゃないでしょうか。