この人も一応ギャングスタになるんですよね。御犬様のアルバムって今まで何枚か聴いた事あるんだけど、私ってGファンクの粘っこい感じってあんまり好きじゃないんですね。でも久しぶりに聴いたこのアルバムはなかなか良いですね。これはやっぱりネプチューンズ効果なんでしょうか。っていうかね、やっぱり”Drop It Like It’s Hot”ですよね。ぶっといリズムと舌を鳴らす音、そして80年代風のシンセのフックのみで構成されたこのトラックを聴いてテクノを連想せずにはいられないのは私だけでしょうか。そして次の痙攣するような変則ビートの”Can I Get A Flicc Witchu”の2曲がとにかく印象的で、アヴァンギャルドなアルバムのようにも思えるんだけど実はそうでもないんですよね。他の曲はどことなくオールド・スクールを現代の音で再構築したような感じでノリもよく、スヌープの飄々としたラップとのコントラストも面白く聴きやすい。というかサビを他の人に歌わせてるのが大半なのでこれが聴きやすさに繋がってるのかな。
最近聴いたヒップ・ホップの中では個人的にかなり好きな部類です。相変わらずリル・ジョンは好きになれないけれど。
あと全然関係ない話なんだけど、この人のデビュー当時スティーヴ・ヴァイが「彼こそが本物のヒップ・ホップなんだよ!」って絶賛してたんですよね。しかも『BURRN』で。その後ヴァイがヒップ・ホップを取り入れたなんて話は聞いたことがないし、あれは一体なんだったんでしょうか。
R&G – Rhythm and Gangsta: The Masterpiece Snoop Dogg by G-Tools |
きのうooterが、デビューしたかったの♪
でもshooterは本物痙攣ー!
そしてきのうはここにデビューしたよ♪