これもね、あんま聴く気しないです。
っていうかね、このアルバムね、アメリカで５６万枚以上売って１位なんだってね。この人たちっていつからそんなに人気者になったんでしょうか。
何か随分昔のことのように思えるけど、９４年に Pantera と Nine Inch Nails がチャートの１位と２位を飾ったのと同じように、Tool や Korn や Marilyn Manson が相次いでトップ３内に入ったのって、時代が変わったことを端的に示すチャート・アクションだったと思うんですよね。
そしてその後の世間の期待感というものを、彼らは『Lateralus』
まぁ未だに露出制限とかしてるみたいなんで、そういった意味でのミステリアスさというのは保たれているのかもしれないけど、肝心の音楽の方は随分と分かりやすいものになっていて興ざめしてしまいました。
それでもそれなりに期待して買った４枚目。とりあえず感想としては前作よりはマシだけど、やっぱりイマイチという感じでしょうか。
まず一番気になるのは、サウンド・プロダクションが以前よりも分かりやすいものになってること。まぁ以前と言っても１枚目とかミニ・アルバムとかは聴いたことないんだけど、比較的低音重視のアブストラクトな音像だったのに対して、今作のは高音・中音域を重視したような明瞭さで面白くない。
そして曲の方も、複雑といえば聞こえはいいけど、ただ単に無駄に長いだけのように感じます。
まぁこういうタイプのアルバムはもっと聴きこまないとダメなのかな、とは思うんだけど、だったら２枚目かライヴ盤聴くよって感じです。
10,000 Days
Tool 
曲名リスト
1. Vicarious
2. Jambi
3. Wings For Marie (Pt 1)
4. 10,000 Days (Wings Pt 2)
5. The Pot
6. Lipan Conjuring
7. Lost Keys (Blame Hofmann)
8. Rosetta Stoned
9. Intension
10. Right In Two
11. Viginti Tres
