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昨年の傑作『alcachofa』のリミックス盤。とはいいつつも6曲中5曲がヒットした”easy lee”のリミックス。原曲は重たくパーカッシブなリズムにヴォコーダー・ヴォイスが乗るという変てこりんな曲だったのでリミックスのし甲斐もあったんではないでしょうか。
でもファンキーなクリック・ハウスに仕立てたソウル・カプセル(Baby FordとThomas Melchior)と、原曲をさらにドープにしたジェイ・ヘイズは、まぁ普通。
しかし意外にもへっぽこエレ・ディスコにしちゃったスミスン・ハック、さらに予想外にヴォーカル部分を取り出して、ハーモニーの美しいポップスに変えてしまったキャシー・リー(この人だけ知らない)はとんでもなくユニーク。”dexter”をダークなサイケ・ロックにしたトゥー・ローンズ・スウォーズメンもかっちょいい。
ところでパーロンから出るというアルバムはどうなったのでしょうか?